ダンスの種類は世界中に豊富に存在しています。
今回はその中でも特に人気のあるダンスジャンルを8つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、「どのダンスを踊ればいいのか分からない」という方のために、踊るダンスを決めるための具体的な方法についても解説していきます。
目次
世界のダンス8種類
ダンスの種類は世界中にたくさんあります。
今回は日本でもなじみ深い世界のダンスを8種類紹介します。
社交ダンス
社交ダンスはアメリカ発祥のダンスです。
男女が親睦を深める目的で一緒に踊ることからはじまったダンスで、ゆったりとした振付けが多いため高齢の方にも人気があります。
美しさやエレガントさを競う大会が多く、昔は貴族のダンスといわれていました。
ストリートダンス
ストリートダンスは、1970年代にアメリカのニューヨークで生まれたダンスです。
意外なことにストリートダンスの歴史はそこまで古くはありません。
黒人の多い地域で生まれた踊りとされており、路上で演奏される音楽に合わせてダンスをしたのがはじまりだといわれています。
ストリートダンスで使われていた音楽は、その後ジャズやR&Bなどに広く派生していきました。
ダンスの練習ができる場所7選!無料・有料の踊れる練習場所を紹介!探すときの注意点も解説ヒップホップ
ストリートダンスから派生したヒップホップというダンスも人気です。
ニューヨークにあるブロンクスという地域で生まれたヒップホップダンスには、「ラップ・DJ・ブレイクダンス・グラフィティアート」の4つの要素が含まれています。
ダンスの中でも特に男性の参加率が高いジャンルです。
ジャズダンス
ジャズダンスも実はストリートダンスから派生した踊りの一つです。
アメリカはニューオリンズが発祥の地とされており、今では世界中のダンサーがジャズダンスを嗜んでいます。
音楽に乗せて大きく体を動かすダンスなので見応えがあり、演劇やショーなどで披露される機会も多いダンスです。
ベリーダンス
古代エジプトで女性が儀式の際に踊っていたのがベリーダンスです。
腰の動きが独特なダンスで、ダイエットやスタイルアップにも効果があるとされています。
そのため、今でも女性人気の高いダンスです。
見た目の華やかさに反して無理のあるような動きはほとんど必要としないので、年齢を重ねた方や体力に自信のない方でも安心してはじめることができます。
ラテンダンス
ラテンダンスというのは、ブラジルやキューバなどラテンアメリカ地域で生まれたダンスの総称です。
「ルンバ・サンバ・チャチャチャ・パソドブレ・ジャイブ」など、ラテンダンスの種類は豊富にあります。
情熱的な音楽で踊るダンスが主流で、男女がペアになって披露する踊りが多いのも特徴です。
K-POPダンス
K-POPダンスは、K-POPミュージシャンやK-POPダンサーを中心に広まった現代的なダンスで、2010年ごろから日本の若者の間でも流行し続けています。
誰もが真似してみたくなるようなキャッチーな振付けが多く、激しさよりもクールさや可愛さを強調するような振付けが多いダンスです。
近年では、TikTokやInstagramなどのSNSで自分が踊ったK-POPダンスを披露する若者が増えています。
バレエ
16世紀頃のイタリアで生まれた宮廷ダンスがバレエです。
伝統的な振付けで踊るクラシック・バレエも、その後20世紀頃に誕生したモダン・バレエも現代にそのままの形で残されています。
「姿勢が良くなる・集中力や忍耐力が育つ・筋力が付く」などの理由で子供のころからバレエを習わせようとする親が多く、子供の習い事として昔からメジャーなダンスです。
ダンスの種類を決める方法
ダンスの種類は豊富にあるので、実際に自分が躍るダンスを決める際に悩んでしまうという方は少なくないでしょう。
そこでここでは、踊りたいダンスを決めるための具体的な方法をいくつか紹介します。
好きな音楽で決めよう
自分が好きなジャンルの音楽が使われているかどうかという視点で、踊りたいダンスを選ぶのも一つの手です。
好きな音楽ならモチベーションが上がるので、途中で挫折する可能性や興味をなくしてしまう恐れが少なくなります。
また、好きな音楽に乗せて体を動かくことで、ストレス発散効果も期待できるでしょう。
好きなダンサーで決めよう
好きなダンサーと同じダンスを踊るのも、モチベーションが上がるのおすすめです。
実際にダンスの大会を見に行ったりYouTubeでダンス動画を検索したりすると、思わず憧れてしまうようなダンサーさんを見つけられる可能性があります。
お手本がいれば、より完成度の高いダンスを目指すことができるようになるでしょう。
「いつかは一緒の舞台で踊ってみたい」という強い気持が、辛い時期の心の支えになってくれることもあります。
ダンスをする目的で決めよう
ダンスをはじめたいと思った目的で、踊るダンスの種類を決めてみても良いでしょう。
人によってダンスを踊る目的は様々です。ダンスによっては以下のように各目的に合ったものも存在しています。
- スタイルアップを目指したい:ベリーダンス
- 激しく踊ってみたい:ヒップホップ
- 結婚式等で披露したい:ラテンダンス
上記のように目的に合わせてダンスのジャンルを決めれば、少なくとも目的が達成されるまではダンスを続けられるようになるでしょう。
面白そうなダンスレッスンに参加してみる
最初からダンスのジャンルを決めずに、片っ端から気になるダンスレッスンに参加して見るのも良い方法でしょう。
初回無料で参加できるダンスレッスンも多くあるので、コストもそこまでかかりません。
まずは実際に自分で踊ってみて、好きになれそうなダンスを見つけたら本格的にレッスンを受けてみましょう。
お試しレッスンに参加することで、気の合うダンス仲間を見つけられる可能性もあります。
ダンスの種類は豊富なのでまずは体験してみよう
世界中には様々な種類のダンスがあり、日本で踊れるダンスの種類も今やかなり増えてきています。
ジャンルが多いのは良いことですが、どんなダンスに挑戦しようか迷ってしまう場合も多いでしょう。
ですが、悩んでいてもダンスは踊れません。
気になるダンスを見つけたら、まずは実際に体験してみましょう。
踊ってみて自分が好きになれそうなダンスなら、長く続けていけるはずです。